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タスハナ(+hana)の花の定期便|ロスフラワーを届ける仕組みとプラン・料金

貸し農園・園芸サービス

花の定期便は「1回いくらか」「何本届くか」で比べがちですが、その花がどこから来て、届けることで何が支えられているのかという見方もあります。

この記事では、規格外などの理由で行き場を失いかけた国産の花を届ける「+hana(タスハナ)」の花の定期便について、仕入れ方と取り組み、プランと料金、頻度、スキップや解約のルールを整理します。「5回の出荷が前提」という条件もくわしく取り上げます。内容は2026年10月8日に公式サイトで確認したもので、変更されることがあります。

ナビ助
ナビ助
花を育てていると、ちょっと曲がった茎や形のそろわない花にも愛着がわくよね。タスハナは、そういう花の行き先をつくる定期便なんだ。どんな仕組みか、順番に見ていこう!

タスハナ(+hana)はどんなサービス?「花をタスけ、花にタスけられる」定期便

タスハナ(+hana)花の定期便

+hana(タスハナ)は、大阪府東大阪市に本社を置く株式会社Itが運営する花の定期便です。公式サイトでは「花を助け、花に助けられる、花の定期便。」と紹介されていて、美しく元気なのに行き先を失ってしまった花を活かすことを目的にしています。

名前の「タス」には2つの意味が込められています。運営会社の事業紹介ページには、暮らしに花を足す(タス)ことで、いまの環境から助(タス)かる人や花が増えたなら、という想いが書かれています。花を買って飾ることが、生産者をはじめ花に関わる人々の応援にもつながる、という考え方です。

サービス名 +hana(タスハナ)花の定期便
運営会社 株式会社It(大阪府東大阪市・2020年2月設立)
届く花 すべて国産。規格外とされた花や試作品種を含む季節の花
プラン +act for flowers/+live for flowers/+feel for flowers
商品代(税込) 1回660円/1,100円/1,430円
送料 1回330円(配送対象エリア一律)
受け取り方 日本郵便のゆうパケットでポストに投函
頻度 14日ごと(原則隔週)または28日ごと(月1回)
契約条件 5回以上の出荷が前提。5回未満の解約は原則不可
支払い方法 クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・AMEX・Diners)

花の出どころと取り組み|タスハナが届けている「ロスフラワー」とは

タスハナの特徴は花の仕入れ方にあります。公式サイトの「ロスフラワーとは」のページやトップページ、よくある質問から、取り組みを4つ紹介します。

規格外の花を「個性のある花」として届ける

花は生き物なので、気温や水、日光の変化で計算どおりに育たないこともあります。公式サイトによると、こうして生まれた「規格外」の花は、多くの場合誰のところにも届かずに捨てられてしまうそうです。例として、軸の短いアンスリウム、品種の混ざったカーネーション、軸の曲がったバラが挙げられています。タスハナでは、首を少し傾けて育った花や2色が混ざった花を「規格外」ではなく「唯一無二の個性」ととらえて届けています。

すべて国産の花にこだわる

公式サイトによると、国産の切り花の出荷量は2000年以降減り続け、国内の花農家も減って高齢化が進んでいます。タスハナは品質のよい国産の花を積極的に仕入れ、花農家の持続可能な生産を支えたいとしています。花は市場から直送されます。

色をそろえない「ミックス」で仕入れる

たとえばガーベラを100本用意するとき、同じ色でそろわなくてもムダなく活かせるよう、色が混ざった「ミックス」で仕入れているそうです。茎が短い・曲がっているなどで買い手がつきにくい花も積極的に仕入れているため、同じプランでも届く組み合わせは人によって異なります。

梱包には自然由来の資材を使う

花を包む梱包材には自然由来の資材を使っていると、公式サイトで案内されています。

ナビ助
ナビ助
ロスフラワーっていっても、しおれた花じゃないんだ。形や色が「規格」に合わなかっただけの元気な花なんだよ。庭で育てた花だって、全部がそろうわけじゃないもんね。

3つのプランと届く花の量

プランは3種類で、違いは1回に届く花と葉物の品目数・本数です。2026年8月に価格が改定され、あわせて上位の「+feel for flowers」が新しく加わりました。

+act for flowers(660円・3品目3本〜)

花・葉物を合わせて3品目・3本以上が届くプランです。公式サイトでは、花の定期便がはじめての方や、まず少しの量から試したい方、玄関先やデスクなど小さなスペースに飾りたい方に向けたプランと紹介されています。

+live for flowers(1,100円・5品目5本〜)

花・葉物を合わせて5品目・5本以上が届くプランです。葉物や枝物が入ることもあり、キッチンやリビングのテーブルに飾るミニブーケや、お供え用の花など、さまざまな場面に合わせやすい量とされています。

+feel for flowers(1,430円・7品目7本〜)

花・葉物を合わせて7品目・7本以上が届く、いちばん量の多いプランです。このプランにだけ届く花もあると案内されています。ブーケとして飾るほか、複数の花瓶や場所に分けて楽しむこともできます。

料金と送料・支払いのタイミング

料金は「商品代+送料330円」で、届くたびに決済されます。月額制ではないため、14日ごとを選ぶと月に2回分の支払いになるのが基本です。1回あたりの支払額と、契約の前提になっている5回分の合計は次のとおりです。

プラン 商品代(税込) 送料込みの1回 5回分の合計
+act for flowers 660円 990円 4,950円
+live for flowers 1,100円 1,430円 7,150円
+feel for flowers 1,430円 1,760円 8,800円

※5回分の合計は、送料込みの1回の金額を5倍した編集部の試算です。

決済は、初回が申し込み(注文確定)時、2回目以降は各配送予定日の9日前です。複数の定期便を申し込むと、送料は定期便1つごとにかかります。

なお、公式トップには改定前の「税抜¥500〜」の表記が残っていますが、現在の料金は上の表のとおりです。

タスハナの料金プランを見る

タスハナを選ぶメリット

花を飾ることが、ロスフラワーの削減と国産花の生産者の応援につながる

「捨てられるかもしれない花を活かしたい」「国内の花農家を応援したい」という方には、仕入れの考え方そのものが選ぶ理由になります。

ポスト投函なので、不在がちでも受け取りやすい

横20×縦30×厚さ2.8cmの箱がゆうパケットで郵便ポストに届き、保水用のゼリーつきなので不在時も受け取れます。配達のおよそ30分後には、日本郵便の「eお届け通知」で配達完了のメールも届きます。

1回990円から始められる

いちばん小さな+act for flowersなら、送料込みで1回990円です。28日ごとを選べば月に1回の支払いで、花のある暮らしを試しやすい価格帯といえます。

傷んでいたときの品質保証がある

折れている・しおれているなどの傷みがあった場合は、出荷日から3日以内に、水あげ後の花の写真を添えてメールで連絡すると、返金か、次回の出荷時に該当する本数を多く届ける対応を受けられます。パッケージ内のQRコードから専用フォームも使えます。

タスハナの花の定期便の詳細を見る

申し込む前に確認したい注意点

5回の出荷を終えるまで、原則として解約できない

タスハナの定期便は、5回以上の出荷を前提とした契約です。5回目の出荷完了のお知らせメールが届いたあとに、マイページに解約ボタンが表示されます。生活環境の大きな変化などやむを得ない事情がある場合は個別に相談を受け付けているものの、「1回だけ試してやめる」ことはできないと考えておきましょう。1回だけ購入できるお試しプランも、現在は用意されていません。

スキップしても5回の回数は減らない

受け取れない回はマイページからスキップできますが、スキップは出荷回数の消化に数えられません。重ねるほど、解約できるまでの期間が長くなります。一度にスキップできるのは5回までです。

手続きの締め切りは「次回配送日の10日前」

スキップ、配送先の変更、解約は、いずれも次回配送日の10日前までにマイページで行います。過ぎると次回分の注文が自動で確定し、キャンセルには所定のキャンセル料がかかります。特定商取引法に基づく表記によると、初回分はスキップできません。

花の種類・色・届く日は選べない

花の種類や色は指定できず、届く日も選べません。2回目以降は、初回の出荷日から14日または28日の間隔で出荷されます。届いた花の品種名は、出荷当日の「出荷完了のお知らせ」メールで知らせてもらえます。

届かない地域がある

花の鮮度を保つため、届かない地域があります。よくある質問では「北海道及び九州の一部、沖縄、離島、その他東京都内からゆうパケットで3日以上かかる地域」とされていますが、申し込みフォームには「北海道・九州・沖縄・離島」という表記もあり、書き方が揺れています。配達不可地域のページには山形県や高知県の一部の市なども載っていて、記載がない地域でも届かない場合があるそうです。届け先を先に確認しておきましょう。郵便局留めにも対応していません。

タスハナの申し込み条件を確認する

評価されやすい点・気になりやすい点(編集部の整理)

以下は、公式サイトに書かれた条件から編集部がまとめたもので、実際に使った方の感想ではありません。

長所として挙げられる点

  • ロスフラワーの活用、国産花へのこだわり、ミックス仕入れなど、取り組みの中身が公式サイトで具体的に説明されている
  • 送料込み1回990円からと、始めやすい価格のプランがある
  • ポスト投函で受け取れ、配達完了のメール通知もある
  • 品質保証の連絡期限が出荷日から3日以内と明記されている

事前に気にしておきたい点

  • 5回の出荷を終えるまで原則として解約できず、スキップも回数に数えられない
  • 花の種類・色・届く日を選べない
  • 北海道や九州の一部、沖縄、離島など、届かない地域がある
  • 商品代に対して送料330円の割合が大きく、小さいプランほど影響が目立つ

「花の出どころ」と「続け方」で比べる|タスハナとAND PLANTSの定期便

ガーデニングLabで紹介しているAND PLANTSの「お花の定期便」と、公式サイトで確認できた範囲で並べました(AND PLANTSも2026年10月8日に確認)。

比べる点 タスハナ(+hana) AND PLANTS お花の定期便
公式が打ち出している点 規格外の国産花(ロスフラワー)を活かし、花農家を支える フローリストが選ぶ、自宅に飾る季節の花
1回の支払い(税込) 990円〜1,760円(送料330円込みで計算) 1,980円〜4,980円(送料込み)
頻度 14日ごと・28日ごと 1週間・2週間・4週間に1回
受け取り方 ポスト投函(ゆうパケット) 宅配(置き配・宅配ボックスは控えるよう案内)
解約の条件 5回の出荷完了後から いつでも可能
花の指定 できない できない

価格の手ごろさと花の背景にある取り組みを重視するならタスハナ、回数の縛りなく始めたい方や宅配でボリュームのある花を受け取りたい方はAND PLANTS、と分けられます。AND PLANTSは次の記事で紹介しています。

AND PLANTSのお花の定期便|庭の花と楽しむプラン・料金と長持ちのコツ
庭やベランダの花は、咲く時期が季節に左右されます。春はにぎやかでも、真夏や冬の花壇は少しさびしくなりがちです。そんなときの選択肢のひとつが、切り花を自宅に届けてもらう「お花の定期便」です。この記事では、AND PLANTS(アンドプランツ)...

タスハナの公式サイトでプランを比べる

申し込みの手順と初回が届くまで

  1. プランを選ぶ:申し込みフォームで3つのプランから1つを選びます。別のプランを同時には申し込めません。
  2. 会員登録と配送先の入力:はじめての方は会員登録が必要です。別の住所に届けたい場合は「配送先情報」に受取人の情報を入力します。
  3. 配送間隔を選んで決済する:14日か28日を選び、クレジットカードで決済します(初回分はこの時点で決済)。
  4. 初回のお届け:フォームの下にお届けの目安が表示されます(2026年10月8日の確認時は10月22日〜23日)。出荷前にメールが届きます。
  5. 届いたら水あげ:公式では、到着後すぐ花瓶にいけず、数時間から半日ほど水あげをするようすすめられています。

タスハナの申し込みページを見る

失敗しない選び方のコツ

はじめての方は「+act for flowers×28日」で5回を見通す

解約できるのは5回の出荷が終わってからなので、最初は「5回続けても無理のない組み合わせ」を選ぶのが安心です。+act for flowersを28日ごとにすれば、5回分は送料込み4,950円、初回から5回目の出荷まではおよそ4か月です。

部屋の何か所かに飾りたい方は「+feel for flowers」

7品目・7本以上が届くので、リビングと玄関、洗面所などに分けて飾れます。送料は同じ330円なので、量に対する送料の割合は3プランの中でいちばん小さくなります。

離れて暮らす家族に贈るなら、宛名ラベルも確認

配送先を別の住所にすれば贈り物にも使えます。価格がわかる同梱物はなく、宛名ラベルには会員の氏名と「品名/生花 +live10」のようなプランの表記が載ります。

ナビ助
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5回はしばりに見えるけど、28日ごとなら5回目までだいたい4か月。季節が変わるあいだに、いろんな国産の花に出会えるってことでもあるよ。次回配送日の10日前はカレンダーにメモしておこう!

よくある質問(Q&A)

Q. どんな花が届きますか?

A. すべて国産で、季節に合わせて市場で選ばれた花が届きます。規格外とされて行き場を失うかもしれない花や、まだ売り出されていない試作品種が入ることもあります。

Q. 5回目より前に解約したくなったら?

A. 原則として解約はできません。生活環境の大きな変化などやむを得ない事情があれば、問い合わせ窓口で個別に相談を受け付けています。

Q. 解約したあと、また再開できますか?

A. 退会していなければ、マイページから再開できます。再開しても5回の条件があらためて発生することはありません。退会すると会員情報が削除されるため、再開には新規登録が必要です。

Q. 宅配ボックスや置き配で受け取れますか?

A. ゆうパケットは郵便ポストへの配達が原則で、宅配ボックスの指定はできません。ポストに入らない場合に、設置されている宅配ボックスに配達されることはあります。置き配は、配達郵便局への依頼書の提出などが必要です。

Q. ラッピングやプラン変更はできますか?

A. ラッピングには対応していません。プランの変更はマイページではできず、2回目以降の分についてメールで問い合わせます。

タスハナの公式サイトを見る

タスハナはこんな方におすすめ

  • 花を飾ることで、ロスフラワーの削減や国産花の生産者の応援にもつなげたい方
  • 日中は家を空けることが多く、ポストで花を受け取りたい方
  • 送料込み1回990円から、小さく花のある暮らしを始めたい方
  • 5回続けることを前提に計画できる方

まとめ

タスハナ(+hana)は、形や色が規格に合わないなどの理由で行き場を失いかけた国産の花を、市場から直送でポストに届ける花の定期便です。プランは+act for flowers(660円)、+live for flowers(1,100円)、+feel for flowers(1,430円)の3つで、送料は1回330円。14日ごとか28日ごとに届きます。

一方で、5回の出荷を終えるまでは原則として解約できず、スキップも回数に数えられません。手続きの締め切りは次回配送日の10日前です。価格や届く量だけでなく「花の出どころ」まで含めて選びたい方には、比べる候補に入れておきたいサービスです。

料金や条件の詳細は、公式のロスフラワーと取り組みのページ、よくあるご質問、特定商取引法に基づく表記でも確認できます。

タスハナ(+hana)花の定期便

タスハナの花の定期便を公式サイトで見る

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