レンガの花壇はDIY初心者でも作れるって本当?
庭にレンガの花壇があるだけで、雰囲気がぐっとおしゃれになりますよね。「でもレンガを積むなんて難しそう…」と思っている方、実はレンガの花壇はDIY初心者でも十分に作れます。
レンガの花壇をDIYする方法は大きく分けて2パターンあります。モルタルを使わずにレンガを並べるだけの簡単な方法と、モルタルでしっかり固定する本格的な方法です。どちらも基本を押さえれば初心者でもチャレンジ可能です。
この記事では、レンガの花壇をDIYするために必要な材料や道具、作り方の手順をステップごとに解説します。花壇に植えるおすすめの花の選び方や、長くきれいに保つためのメンテナンスのコツも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

レンガの花壇DIYに必要な材料と道具
基本の材料リスト
レンガの花壇をDIYする際に必要な材料は以下のとおりです。ホームセンターですべてそろいます。
- レンガ:一般的なサイズは長さ21cm×幅10cm×厚さ6cm程度。花壇の大きさに合わせて個数を計算しましょう
- 培養土・腐葉土:花壇の中に入れる土。元肥入りの培養土がおすすめ
- 砂利・砕石:レンガの下地として使用
- モルタル(本格派の場合):インスタントモルタルなら水を混ぜるだけで使えます
- 防草シート:雑草対策としてレンガの下に敷くと効果的
ホームセンターが遠い方は通販でもひととおりそろいます。実際の価格や送料は各ショップで確認できます。
あると便利な道具
道具もそこまで専門的なものは必要ありません。スコップ、水平器、メジャー、ゴムハンマー、バケツがあれば十分です。モルタルを使う場合はコテも用意しておきましょう。水平器は100円ショップでも手に入るスマートフォンアプリでも代用できます。
レンガの種類と選び方
ホームセンターで手に入るレンガには、主に「普通レンガ」「アンティークレンガ」「ブリックタイプ」の3種類があります。普通レンガは1個あたり100円前後とコスパが良く、初めてのDIYにはこれがおすすめです。アンティークレンガは味わいのある風合いが魅力で、1個200〜400円程度。自然な雰囲気を出したいならこちらを選びましょう。
レンガの必要個数は「花壇の外周÷レンガの長さ×段数」で計算できます。たとえば、外周2mの花壇を2段積みにする場合は、2m÷0.21m×2段=約20個が目安です。割れや予備も含めて1割ほど多めに買っておくと安心ですよ。
レンガを置くだけ!モルタルなしの簡単花壇
ステップ1:設置場所を決めて整地する
まず花壇を作りたい場所を決めます。日当たりと水はけの良い場所を選ぶのが成功のカギです。場所を決めたら、雑草や石を取り除き、地面を平らにならしましょう。スコップで表面の土を5cmほど掘り下げ、砕石や砂利を敷いて突き固めると安定感が増します。
ステップ2:レンガを並べる
整地が終わったら、花壇の形に沿ってレンガを並べていきます。四角形の花壇が一番簡単で、まずは角の位置を決めてからレンガを1段目から置いていきましょう。水平器で水平を確認しながら、ゴムハンマーで軽くたたいて高さを調整します。
2段目を積む場合は、1段目のレンガの継ぎ目の上に2段目のレンガの中央がくるように「千鳥積み」にすると強度が上がります。これはレンガ積みの基本中の基本なので覚えておきましょう。
ステップ3:土を入れて完成
レンガが並べ終わったら、花壇の内側に培養土を入れます。底の方には腐葉土を混ぜた土を入れ、上の方は水はけの良い培養土にすると植物がよく育ちます。土は花壇の縁から2〜3cm下までの高さにしておくと、水やりの際にあふれにくいですよ。

モルタルを使った本格的なレンガ花壇の作り方
モルタルの準備
ホームセンターで売っている「インスタントモルタル」を使えば、セメントと砂の配合を自分でやる必要がありません。バケツに必要な量のインスタントモルタルを入れ、少しずつ水を加えながら混ぜていきます。耳たぶくらいの固さになったら準備OKです。
1段目の施工
整地した地面にモルタルを2cm程度の厚さで塗り、その上にレンガを1個ずつ置いていきます。レンガとレンガの間にもモルタルを塗って、目地幅は1cm程度に保ちましょう。ゴムハンマーで軽くたたきながら水平を確認するのがポイントです。
2段目以降の積み方
1段目のモルタルがある程度固まったら、2段目を積んでいきます。千鳥積みを意識して、下の段の継ぎ目の上に次の段のレンガの中央がくるように配置します。花壇としての機能なら2〜3段で十分です。あまり高く積むと構造的に不安定になるので、初心者は3段までにしておくのが無難ですよ。
仕上げと養生
レンガを積み終えたら、目地からはみ出したモルタルをコテできれいにならします。モルタルが完全に固まるまでには24時間程度かかるので、その間はレンガに触れないようにしましょう。雨が降りそうな場合はビニールシートで覆って保護します。
レンガ花壇のデザインアイデア
直線型で整った印象に
家の壁に沿って直線型の花壇を作ると、すっきりとした印象になります。玄関アプローチの両脇に作ると訪れた人を花で迎えることができます。奥行きは30〜40cm程度あれば、さまざまな植物を植えることが可能です。
曲線型でナチュラルな庭に
曲線的なデザインは自然な雰囲気を出しやすく、イングリッシュガーデン風の庭によく合います。庭の隅にC字型やS字型の花壇を作ると、おしゃれな空間が生まれます。曲線を作る場合は、レンガを少しずつ角度をつけて並べていけばOKです。
円形花壇でフォーカルポイントに
庭の中心にシンボルツリーを植えて、その周りに円形の花壇を作るのも素敵です。直径1m程度の円形花壇なら、レンガ40〜50個で作ることができます。庭の視線の中心(フォーカルポイント)になるので、季節の花をしっかり植えてあげましょう。

花壇に植えるおすすめの花と植え方
初心者におすすめの花
レンガの花壇に植える花は、手間がかからず長く楽しめるものがおすすめです。以下の花なら初心者でも育てやすいですよ。
- ペチュニア:春〜秋まで長期間咲き続ける。カラーバリエーションが豊富
- マリーゴールド:害虫を遠ざける効果もあり、花壇の彩りに最適
- パンジー・ビオラ:秋〜春に楽しめる。寒さに強くて安心
- ラベンダー:レンガの雰囲気と相性抜群。香りも楽しめます
- コスモス:秋の花壇にぴったり。種からでも簡単に育てられます
花の配置のコツ
花壇の奥に背の高い花、手前に背の低い花を配置するのが基本です。これを「段差植え」と呼び、すべての花がきれいに見えるようになります。色合いは同系色でまとめるとまとまりが出ますし、反対色を組み合わせるとメリハリのある花壇になります。
植え付ける前に、ポットのまま花壇に仮置きして全体のバランスを確認してみましょう。あとから移動するのは植物に負担がかかるので、事前のイメージづくりが大事です。
レンガ花壇のメンテナンスと注意点
水やりと排水の管理
レンガの花壇は地面より少し高くなるため、排水性が良いのがメリットです。ただし、その分土が乾きやすいので、夏場は朝と夕方の2回水やりを行いましょう。花壇の底に排水穴がない場合は、レンガの隙間から水が抜けるようにしておくことが重要です。
季節ごとの花の入れ替え
せっかくの花壇ですから、季節ごとに花を入れ替えて一年中楽しみましょう。春はパンジーやチューリップ、夏はペチュニアやマリーゴールド、秋はコスモスやケイトウ、冬はハボタンやシクラメンがおすすめです。花の入れ替え時には古い土を取り除いて新しい培養土を足してあげると、次の花も元気に育ちます。
レンガの経年変化を楽しむ
レンガは時間が経つと表面にコケが生えたり、風合いが変わってきたりします。これも味わいのひとつですが、美観を保ちたい場合はブラシでこすって汚れを落としましょう。レンガ用の撥水剤を塗っておくと汚れがつきにくくなります。
モルタルを使った花壇は、完全に固まる前に強い雨に当たるとモルタルが流れてしまうことがあります。施工後24時間は天気予報を確認して、雨天の場合はビニールシートで覆うなどの対策をしてください。
レンガ花壇にかかる費用の目安
レンガの花壇DIYにかかる費用は、花壇のサイズにもよりますが、1m四方の花壇で5,000〜10,000円程度が目安です。内訳はレンガ代が大部分を占め、普通レンガなら1個100円前後で購入できます。
プロに依頼すると同じサイズでも30,000〜50,000円程度かかることが多いので、DIYなら費用を大幅に抑えることが可能です。道具類はほかのガーデニング作業にも使えるので、初期投資と考えればコスパはかなり良いといえます。

よくある失敗と対策
レンガがガタガタになる
整地が不十分だとレンガがガタつきます。地面をしっかり平らにして、砕石を敷いて突き固めてからレンガを置くようにしましょう。水平器でこまめに確認することが大切です。
モルタルがうまく固まらない
モルタルの水分量が多すぎるとなかなか固まりません。少しずつ水を加えて耳たぶくらいの硬さに調整しましょう。気温が5℃以下の日は施工を避けた方が安全です。
花壇の土が流れ出る
モルタルなしのレンガの花壇では、隙間から土が少しずつ流れ出ることがあります。対策として、レンガの内側に防草シートを貼っておくと土の流出を防ぐことが可能です。
Q&Aコーナー
Q. レンガの花壇DIYにかかる時間はどのくらい?
モルタルなしの置くだけ花壇なら半日〜1日で完成します。モルタルを使う場合は、養生時間を含めて2〜3日見ておくと安心です。
Q. マンションのベランダでもレンガの花壇は作れる?
ベランダでもレンガを並べた小さな花壇は作れますが、重量に注意が必要です。マンションの規約を確認し、排水溝をふさがないように配置しましょう。軽量タイプの発泡レンガを使う方法もあります。
Q. レンガ以外に花壇の枠に使える素材は?
レンガのほかにコンクリートブロック、枕木、自然石なども花壇の枠に使えます。ただしレンガは加工しやすくサイズが均一なので、DIY初心者にはやはりレンガがおすすめです。
まとめ
レンガの花壇DIYは、道具や材料をそろえれば初心者でもチャレンジできるガーデニングの入門プロジェクトです。モルタルなしの置くだけ方式なら半日で完成しますし、モルタルを使えば長く楽しめる本格的な花壇が手に入ります。
まずは小さめの花壇から始めて、ガーデニングの楽しさを実感してみてください。レンガの花壇があるだけで庭の雰囲気がぐっと素敵になりますよ。
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レンガの花壇づくりの基本はコメリの花壇の作り方特集でも詳しく解説されています。また、レンガの積み方の基本テクニックはコメリのレンガの積み方ガイドが参考になります。花壇に植える花の選び方はサカタのタネ園芸通信もチェックしてみてください。


