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ドライフラワーの作り方|吊るすだけ〜本格派まで4つの方法を比較

家庭菜園

花束をもらったけれど、そのまま枯れてしまうのはもったいない。庭に咲いた花を長く楽しみたい。そんなときにおすすめなのがドライフラワーです。生花を乾燥させて保存するドライフラワーは、うまく作れば数ヶ月から1年以上楽しむことができます。

「難しそう」と感じるかもしれませんが、最もシンプルな方法なら吊るして放置するだけ。特別な道具も必要ありません。もちろん、より美しく仕上げるための方法もあるので、自分に合ったやり方を選べます。

この記事では、初心者でも失敗しにくいドライフラワーの作り方を4つ紹介します。花選びのコツから飾り方まで、ドライフラワー作りに必要な知識をまとめました。

ナビ助
ナビ助
ドライフラワーって吊るすだけでも作れるんだよ。お気に入りの花を長く楽しめるから、一度やるとハマる人が多いんだ

ドライフラワーに向いている花・向いていない花

向いている花

ドライフラワーにする花は、水分量が少なく、花びらがしっかりしている品種が適しています。以下の花は初心者でも成功しやすい定番の花材です。

ポイント

ドライフラワー向きの花
・バラ(特にスプレーバラ)
・かすみ草
・スターチス
・ラベンダー
・ユーカリ
・ミモザ
・千日紅
・アジサイ(秋色アジサイがベスト)
・ヘリクリサム(ムギワラギク)

中でもかすみ草とスターチスは、もともと水分量が少ないためほぼ失敗しません。初めてドライフラワーを作るなら、この2つからチャレンジするのがおすすめです。

向いていない花

水分量が多い花や、花びらが薄くて繊細な花はドライフラワーには不向きです。チューリップ、ガーベラ(花びらが多い品種)、スイセン、ヒヤシンスなどは、乾燥の過程で形が崩れたり、変色が激しくなったりしやすいので避けた方が無難です。

ただし、シリカゲル法を使えば水分量の多い花でもある程度きれいにドライにできるので、どうしてもドライにしたい花がある場合はシリカゲル法を試してみてください。

方法1:ハンギング法(吊るす方法)

用意するもの

麻紐またはゴム、ハサミ、吊るす場所(カーテンレールやS字フックなど)。基本的にこれだけで始められます。

手順

1. 花の茎を好みの長さにカットする
2. 余分な葉を取り除く(葉が多いと乾燥に時間がかかります)
3. 1本ずつ、または2〜3本の小さな束にして、茎の根元を紐で縛る
4. 花を下にして、風通しの良い日陰に吊るす
5. 1〜2週間ほどでドライフラワーの完成

注意

直射日光が当たる場所に吊るすと、色が抜けやすくなります。また、湿気の多い場所はカビの原因になるため避けましょう。浴室や洗面所は不向きです。

ハンギング法の最大のメリットは手軽さです。道具もほとんど必要なく、吊るしておくだけで完成します。ただし、乾燥に時間がかかるぶん、花の色はやや褪せやすい傾向があります。

きれいに仕上げるコツ

できるだけ短期間で乾燥させることが色を残すカギです。Creemaの記事でも紹介されている通り、扇風機やサーキュレーターで風を当てると乾燥が早まり、色がきれいに残りやすくなります。梅雨の時期は避け、湿度の低い秋冬に作るのがベストです。

ナビ助
ナビ助
吊るすときは1本ずつバラすのがポイント。束にしすぎると中が乾きにくくてカビちゃうことがあるよ

方法2:シリカゲル法

用意するもの

ドライフラワー用シリカゲル(粒が細かいタイプ)、密閉容器(タッパーなど)、ハサミ。シリカゲルはホームセンターや100均でも手に入ります。

手順

1. 花首(茎を短く)をカットする
2. 密閉容器の底にシリカゲルを2〜3cm敷く
3. 花を上向きに置く
4. 花の上からシリカゲルを優しくかけ、花びらの隙間にも入り込むようにする
5. 完全に花が埋まったらフタを閉めて密封する
6. 1週間ほどで完成。花びらが触ってパリッとしていればOK

シリカゲル法の最大のメリットは、生花に近い鮮やかな色を残せることです。バラやガーベラなど、ハンギング法では色が褪せやすい花もシリカゲル法なら美しく仕上がります。

シリカゲルの再利用

使用済みのシリカゲルは電子レンジで加熱すると再利用できます。耐熱容器に入れて500Wで3〜5分加熱し、冷ませばまた使えます。コストパフォーマンスも良い方法です。

方法3:ドライインウォーター法

用意するもの

花瓶、水、ハサミ。こちらも特別な道具は不要です。

手順

1. 花瓶に1〜3cmほどの少量の水を入れる
2. 花を挿す
3. 風通しの良い日陰に置く
4. 水が自然に蒸発し、花もゆっくり乾燥していく
5. 1〜2週間で完成

ドライインウォーター法は、アジサイやかすみ草など、茎がしっかりしている花に向いています。吊るす必要がなく、花瓶に挿したまま自然に乾燥するので、インテリアとして飾りながら作れるのがメリットです。

AND PLANTSの解説記事でも詳しく紹介されていますが、この方法は花が下を向かずに乾燥するため、ハンギング法よりも自然な形に仕上がりやすいという特徴があります。

方法4:グリセリン法

用意するもの

グリセリン(ドラッグストアで購入可能)、熱湯、花瓶またはコップ。

手順

1. グリセリンと熱湯を1:3の割合で混ぜ、よくかき混ぜて冷ます
2. 花の茎を斜めにカットし、グリセリン溶液に挿す
3. 1週間〜10日ほど置いておく
4. 花びらの表面にグリセリンが染み出てきたら完成

グリセリン法は、他の方法と違って花がカサカサにならず、しなやかな質感が残るのが最大の特徴です。葉っぱのツヤも保てるため、ユーカリやアイビーなどの葉物を美しく保存したいときに特に向いています。

ナビ助
ナビ助
4つの方法それぞれにメリットがあるよ。初めてなら「ハンギング法」、色を残したいなら「シリカゲル法」がイチオシだね

4つの方法の比較

方法 難易度 所要時間 色の残り具合 向いている花
ハンギング法 簡単 1〜2週間 やや褪せる バラ、かすみ草、ラベンダー
シリカゲル法 やや手間 約1週間 鮮やか バラ、ガーベラ、ダリア
ドライインウォーター 簡単 1〜2週間 普通 アジサイ、かすみ草
グリセリン法 やや手間 1〜2週間 良好 ユーカリ、アイビー等の葉物

ドライフラワーをきれいに長持ちさせるコツ

花の鮮度が命

ドライフラワーをきれいに仕上げるための最重要ポイントは、鮮度の良い花を使うことです。すでに枯れかけの花をドライにしても、美しい仕上がりにはなりません。花が満開になった直後〜やや開き始めの状態がベストタイミングです。花束をもらったら、飾って楽しむのは2〜3日にとどめて、早めにドライフラワー作りに取りかかりましょう。

完成後の保管場所

完成したドライフラワーは、直射日光と湿気を避けて飾りましょう。窓辺に飾ると光が当たって色が褪せてしまうため、壁面や棚の上など、間接光が当たる場所がベストです。湿度が高い梅雨時期にはシリカゲルを近くに置くと、カビの予防になります。

防虫対策

ドライフラワーは虫がつくことがあります。特にシバンムシという小さな茶色い虫がドライフラワーを食べてしまうことがあるため、防虫剤を近くに置いておくと安心です。コーナンTipsのドライフラワー解説でも虫対策について詳しく紹介されています。

ドライフラワーのおしゃれな飾り方

スワッグにして壁に飾る

スワッグとは、花束を壁に掛けて飾るスタイルです。ドライフラワーを数種類束ねてリボンで結び、壁やドアに掛けるだけで、おしゃれなインテリアになります。ユーカリをベースにバラとかすみ草を合わせると、ナチュラルで上品なスワッグが完成します。

ガラスドームに入れて飾る

シリカゲル法で作った色鮮やかなドライフラワーは、ガラスドームに入れて飾ると美しさが引き立ちます。埃や湿気からも守れるので、長持ちさせたい大切な花にはおすすめの飾り方です。

リースにアレンジする

リース台にドライフラワーをグルーガンで貼り付けていけば、オリジナルのリースが作れます。季節ごとに花材を変えれば、一年を通じて楽しめるインテリアになります。

ナビ助
ナビ助
スワッグは束ねて吊るすだけだから、不器用さんでも大丈夫。リボンの色を変えるだけで雰囲気がガラッと変わるよ

よくある質問(Q&A)

Q. ドライフラワーはどのくらい持つ?

保管状態が良ければ半年〜1年程度は楽しめます。ただし、時間の経過とともに色は少しずつ褪せていくので、色の変化も含めて楽しむという気持ちで飾るのがおすすめです。

Q. 100均のシリカゲルでも大丈夫?

ドライフラワー用のシリカゲルであれば、100均のものでも問題なく使えます。ただし、食品用の大粒シリカゲルは花びらの隙間に入り込まないため不向きです。必ず「ドライフラワー用」の細かい粒のものを選びましょう

Q. 電子レンジで作る方法もあるって本当?

シリカゲルに花を埋めた状態で電子レンジにかける「レンジ法」もあります。600Wで1〜2分程度加熱すると、通常1週間かかるシリカゲル法が数分で完成します。ただし、加熱しすぎると花が焦げてしまうので、10秒ずつ様子を見ながら加熱するのがコツです。

Q. ドライフラワーに向いている季節は?

空気が乾燥している秋〜冬がベストシーズンです。湿度が高い梅雨や夏は乾燥に時間がかかり、カビが生えるリスクも高まります。夏に作る場合はエアコンの効いた部屋で乾燥させると良いでしょう。

Q. 色を鮮やかに保つ方法はある?

ドライフラワー用の専用スプレー(UVカット効果のあるもの)を吹きかけると、色褪せの進行を遅らせることができます。また、直射日光を避けて飾ることが最も効果的な色褪せ防止策です。

まとめ

ドライフラワーは、ハンギング法・シリカゲル法・ドライインウォーター法・グリセリン法の4つの方法で作ることができます。初心者の方はまずハンギング法で挑戦して、慣れてきたらシリカゲル法で色の鮮やかさを楽しむのがおすすめです。

大切なのは、鮮度の良い花を使うことと、風通しの良い日陰で乾燥させること。この2点を押さえておけば、きっと美しいドライフラワーが完成します。お気に入りの花を長く楽しむために、ぜひチャレンジしてみてください。

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